……というのが、忍者バリアーの趣旨らしいのだが……忍者バリアーは「荒らし」、スパムなどからのアクセスを簡単に拒否、制限できるサービスです。
『許可したドメインのJavaScriptのみ実行を許可する』アドオンのNoScriptを導入したFirefoxで、忍者バリアーを導入しているwebページを閲覧しようとすると……
閲覧出来なかったページのソースコードを覗いてみる。
<script type="text/javascript" src="http://bar1.shinobi.jp/hash.js"></script>
<script type="text/javascript" src="http://bar1.shinobi.jp/s/40/00381.js"></script>
<noscript><a href="http://www.ninja.co.jp/barrier/" target="_blank">アクセス制御</a></noscript>
<noscript><meta http-equiv="refresh" content="0;URL=http://bar1.shinobi.jp/hoge/NoScript?0038140" />
<div style="background-color: #000000;text-align: center;vertical-align: middle;width:100%;height: 100%;margin: -10px;padding: 0px;z-index: 10;position: absolute;">
<div style="color: #ffffff;margin: 0px;padding: 0px;position: absolute;top:50%;left:47%;"><a href="http://www.ninja.co.jp/">NINJA TOOLS</a></div></div></noscript>
スクリプトを実行出来ない環境下で適用する内容を記述するnoscript
要素の下で、<meta http-equiv="refresh" ~ />
を使い、忍者バリアーが用意したページにリダイレクトしている。
強制的に忍者バリアーの用意したページに移動してしまうので、元のサイトのスクリプト実行を許可する暇もない。
つまり、NoScript(或いは類似機能を導入したwebブラウザ)では、忍者バリアーを導入したページは閲覧出来ない。荒らしやスパマーか否かに拘わらず。
『荒らしやスパマーか否かに拘わらず』。
はい、大事な事なので2回言いました。
そもそも、
このホームページはJavaScriptを使っています。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効に設定してから
アクセスしてください。
とか言っているが、JavaScriptが必要なのは忍者バリアー自身じゃないか。
また、世の中にはJavaScript使えないwebブラウザだって存在するのだ。そういったブラウザの利用者はどうしろと?
大体、忍者バリアーなんて簡単に通過できてしまうのだ。忍者バリアーで本当に防ぎたい荒らしやスパマーは、これくらいの対策はしてくるだろう。バリアー()
結局、
忍者バリアーは、荒らしやスパマーに対しての効果が殆ど程めず、且つ、悪意の無い閲覧者にとってはページ閲覧の邪魔になりかねないという、全くのクソッタレなのだ。
敢えて言おう。
忍者バリアーは役立たずであると!