2012年02月10日

忍者バリアーなんて死ねばいいのに

忍者バリアーは「荒らし」、スパムなどからのアクセスを簡単に拒否、制限できるサービスです。

……というのが、忍者バリアーの趣旨らしいのだが……

『許可したドメインのJavaScriptのみ実行を許可する』アドオンのNoScriptを導入したFirefoxで、忍者バリアーを導入しているwebページを閲覧しようとすると……

[忍者バリアーで飛ばされるページ]問答無用で閲覧がブロックされる。

閲覧出来なかったページのソースコードを覗いてみる。

<script type="text/javascript" src="http://bar1.shinobi.jp/hash.js"></script>
<script type="text/javascript" src="http://bar1.shinobi.jp/s/40/00381.js"></script>
<noscript><a href="http://www.ninja.co.jp/barrier/" target="_blank">アクセス制御</a></noscript>
<noscript><meta http-equiv="refresh" content="0;URL=http://bar1.shinobi.jp/hoge/NoScript?0038140" />
<div style="background-color: #000000;text-align: center;vertical-align: middle;width:100%;height: 100%;margin: -10px;padding: 0px;z-index: 10;position: absolute;">
<div style="color: #ffffff;margin: 0px;padding: 0px;position: absolute;top:50%;left:47%;"><a href="http://www.ninja.co.jp/">NINJA TOOLS</a></div></div></noscript>

スクリプトを実行出来ない環境下で適用する内容を記述するnoscript要素の下で、<meta http-equiv="refresh" />を使い、忍者バリアーが用意したページにリダイレクトしている。

強制的に忍者バリアーの用意したページに移動してしまうので、元のサイトのスクリプト実行を許可する暇もない。

つまり、NoScript(或いは類似機能を導入したwebブラウザ)では、忍者バリアーを導入したページは閲覧出来ない。荒らしやスパマーか否かに拘わらず。

荒らしやスパマーか否かに拘わらず』。
はい、大事な事なので2回言いました。

そもそも、

このホームページはJavaScriptを使っています。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効に設定してから
アクセスしてください。

とか言っているが、JavaScriptが必要なのは忍者バリアー自身じゃないか。

また、世の中にはJavaScript使えないwebブラウザだって存在するのだ。そういったブラウザの利用者はどうしろと?

大体、忍者バリアーなんて簡単に通過できてしまうのだ。忍者バリアーで本当に防ぎたい荒らしやスパマーは、これくらいの対策はしてくるだろう。バリアー()

結局、
忍者バリアーは、荒らしやスパマーに対しての効果が殆ど程めず、且つ、悪意の無い閲覧者にとってはページ閲覧の邪魔になりかねないという、全くのクソッタレなのだ。

敢えて言おう。
忍者バリアーは役立たずであると!

posted by 天井冴太 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Tool | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック