2011年05月14日

Visual C++ 2010で生じる、warning C4819を退治する

何らかの理由によりVC++のエディタ画面以外でコードを編集したいと言う事はよく有る。そういった時、いざVC++でコンパイルしようとした時に警告が発生する事がある。

例えば以下のようなコードを何らかのテキストエディタで記述し、UTF-8で保存する。

#include <iostream>
using namespace std;

int main()
{
	cout << "このプログラムには日本語の文字列が含まれています。" << endl;
}

で、これをコンパイルすると、以下のような警告/エラーが発生する事が有る。

test.cpp : warning C4819: ファイルは、現在のコード ページ (932) で表示できない文字を含んでいます。データの損失を防ぐために、ファイルを Unicode 形式で保存してください。
test.cpp(6) : error C2001: 定数が 2 行目に続いています。
test.cpp(7) : error C2143: 構文エラー : ';' が '}' の前にありません。

しかし、全く同じコードをVC++IDEにて作成した場合はエラーとならない。

何故か。

どうやら、VC++UTF-8なソースコードをコンパイルしようと思ったら、BOMが必要となるらしい。
エラーメッセージの現在のコード ページ (932)という記述から推察するに、BOMが無ければCP932として処理しているのだろう。

IDE上で文字化けする訳でもないのに、不思議な話である。

[VC++ 2010にてファイルの文字コードを変更するには、"ファイル"メニューの"名前を付けて (ファイル名) を保存"から保存し直せば良い。この時、"名前を付けてファイルを保存"ダイアログの"保存"ボタン右の下向き三角形をクリックし、"エンコード付きで保存"を使う必要が有る。

ただ単に警告が出るだけであれば、無視するなり、#pragma warning(disable: 4819)を指定するなりしても良いのだが、恐ろしい事に、他のエラーや警告を同時発生させる事がある。上に挙げたコードが正にその例となっており、文字コード誤判断の結果、error C2001とerror C2143が発生しているのが分かる。
warning C4819が発生している状態で、なおかつ原因の分からないコンパイルエラーが発生しているのであれば、コードの文字コードに注意を払う必要が有るだろう。

謝辞

THX @cpp_akira!!

何らかの理由により
コーディングにはVim使いたいとか。
VC++でコンパイル
VC++付属のclコマンドも含む。
BOM
UTF-8でのそれは、正確には"Byte Order Mark"という訳ではないが。
posted by 天井冴太 at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | Tool | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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